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入れ歯

General Dentistry・Denture

入れ歯|うのもりモール歯科クリニック|「鵜の森町」「蘇我」の歯科・訪問歯科

Denture

入れ歯

入れ歯

歯を失った場合、その欠損部を補う方法として入れ歯・ブリッジ・インプラント治療があります。中でもご年配の方に最も多い治療法が入れ歯です。
入れ歯は、歯科医師の技術、知識と経験、技工士の力の差がでやすい分野です。

「1.患者様の状態」「2.完成までの歯科医師の力」「3.技工士の力」「4.入れ歯の調整力」が複雑に絡み合うためです。

1

患者様の状態

どんな作り方でも痛みがでにくいお口の方、逆に安定させるための手法が限られている方がいます。入れ歯は製作過程でコンマ数ミリですが、誤差が生じます(この誤差をなくすため様々な努力をしています)。また、製作の際に技工士さんは硬い石膏模型上で入れ歯を作っていきます。
しかし、実際のお口の中の歯茎は石膏のように硬いわけでなく、歯茎が厚いところや薄いところが混在しています。そのため、入れ歯が噛んで沈んだところまで完全に再現することは難しいといわれます。

2

完成までの歯科医師の力

きちんとした義歯の製作経験が多い歯科医師は知識、技術が安定しています。患者様のお口の中は個人差があり、お口の中の解剖学的知識と多くのいい義歯を見てきた歯科医師は、義歯の外形をみてどこが大きくて、どこが足りていないのかすぐに判断ができます。
また自分で作った経験のある歯科医師は、技工士さんに伝えるポイントも、エラーが生じやすい部分もしっかりと伝えることができます。ほとんどの技工士は直接患者様のお口の中をみることがありません。歯科医師からのコメントと模型の情報しかありません。
院長自身、数多くの義歯を診させていただき、解剖学的知識・義歯製作の経験知識を持った歯科医師のもとで学び、技工士ともよく連携をとっていたのでご安心ください。

3

技工士の力

義歯に精通した歯科医師でも、イメージ通りに義歯を再現してもらえなければ、いい義歯を作ることはできません。
いい型どりをしても、技工士さんが好きな形で作っていてはとても残念な結果になってしまいます。
提携している技工所によって、同じ歯科医師が作っても、仕上がりにかなりの差があります。正確な義歯を作った経験があまりない技工士は歯科医師が伝えたことの意味が分からないことも多々あります。
歯科医師と歯科技工士が共通のイメージをもち、双方が意見しあえるのが最も理想的な形です。

4

入れ歯の調整力

新しい入れ歯は新しい靴と同じように靴ずれのように擦れて痛みが出ることがあります。靴は伸び縮しますが、入れ歯は樹脂でできているため、1日・3日後・1週間を基本として最初は痛みが出ることを前提に調整が必要になります。
稀に調整に来ていただいた時に全然痛くなかったといってくださる方もございます。とはいえ運任せではなく、製作の過程で、可能な限り誤差をなくし、どこに咬んだ時の力の負担を求めて、痛みが出にくくするか、咬んだ時にどうすれば安定するかなど、後の調整が楽になるように様々なことを考慮し一つの入れ歯を製作します。

入れ歯の種類

自然な見た目や保険適用可能かどうかなど、様々な種類の入れ歯を選ぶことができます。
保険診療の入れ歯は費用を抑えられることが最大のメリットです。見た目の不自然や、装着時に違和感がある場合があります。保険外診療の入れ歯は費用が高額になりますが、見た目の自然さや、装着時の違和感を抑える効果が期待できます。

主な保険診療

レジン床義歯

レジン床義歯

対応範囲が広く多くの症例に使用可能で、プラスチックであるレジン(床)を作ります。保険診療のため治療費は安いですが、デメリットとして入れ歯を支える金具が目立ってしまい、強度確保ため土台の厚みを持たせることで使用時に違和感が出てしまいます。

主な保険外診療

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロムで土台を作るため、耐久性と快適性に優れています。義歯素材の中でも、長く使用されている歴史・実績があるため安心感があります。金属床の中では比較的安価です。

チタン床義歯

チタン床義歯

チタンで土台を作るため、安全性が高く、長く安心して使うことができます。
(チタンは医療現場で使用されている。体内に埋め込むことが出来るほど安全性の高い金属です。)

ゴールド床入れ歯

ゴールド床入れ歯

金で土台を作るため、金属アレルギーのリスクが低くなり、経年劣化の心配がありません。
費用が比較的高額になります。

マグネットデンチャー

マグネットデンチャー

磁石を、入れ歯と残った歯の両方に取り付けて装着するので、磁石がしっかり吸着し合い、安定感に優れています。自然な見た目で、残った歯の根元を利用するので、装着時の違和感が少ないです。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

樹脂で作られており、薄く軽く弾力感があるため装着時の違和感が少ないです。
金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません。

シリコンの入れ歯

シリコンの入れ歯

土台の一部をシリコンで作るため、柔らかく噛む時の痛みを軽減できます。食材をしっかりと噛める良さがあります。