
閉塞性睡眠時無呼吸患者がマウステープを使う際の安全基準とは?
「口呼吸を改善したい」「寝ている間の無呼吸を減らしたい」と考えて、マウステープの使用を検討する方が増えています。しかし、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)患者にとっては、マウステープがかえって危険を招くケースもあることをご存知でしょうか。
本記事では、閉塞性睡眠時無呼吸の方がマウステープを使う際に気をつけたい安全基準やリスク、正しい選び方・使い方のポイントを、実例を交えてわかりやすく解説します。鼻詰まりや重症度によっては、使い方を誤ると呼吸停止や窒息のリスクが高まりますので、医師の判断が不可欠な理由や注意点も詳しく紹介します。
閉塞性睡眠時無呼吸とマウステープの関係
閉塞性睡眠時無呼吸とマウステープの関係は、単純な口呼吸の是正だけでは語りきれません。マウステープは鼻呼吸をうながすためのサポートとして使われることがありますが、症状や体質によってはリスクにもなり得ます。
本章では、マウステープの役割と無呼吸症状への影響という2つの観点から、この関係性を具体的に整理します。
1. 鼻呼吸を促すための補助として使われる
2. 無呼吸の症状によっては逆効果になることもある
鼻呼吸を促すための補助として使われる
マウステープは、睡眠中に口が自然に開いてしまう人が鼻呼吸に切り替えやすくするための補助具として用いられることがあります。睡眠時に口を閉じることで、口腔内の乾燥を防ぎ、いびきの軽減や睡眠の質向上に寄与する場合もあります。
ただし、根本的な無呼吸の治療法ではなく、あくまで「鼻呼吸のサポート」という位置づけです。鼻づまりがなく、医師が認める場合に限定して利用することが基本となります。睡眠時無呼吸症候群の患者では、安易な自己判断での使用は避ける必要があります。
無呼吸の症状によっては逆効果になることもある
閉塞性睡眠時無呼吸の症状が重い方は、マウステープの使用がかえってリスクとなることがあります。たとえば、鼻の通りが悪い場合や、無意識のうちに呼吸が止まりやすい人では、口をふさぐことで呼吸の確保が難しくなる可能性があるためです。
無呼吸発作が増えたり、睡眠中の酸素不足を悪化させる恐れも指摘されています。したがって、マウステープの使用は必ず自身の症状や体調と照らし合わせ、専門家と相談したうえで判断することが不可欠です。



